島根県は、首都圏で活動するITエンジニアを対象に、移住・転職支援イベント「島根に行ったUIターンエンジニアの本音を聞く会」を開催している。
「本音を聞く会」の第4回が、2月8日(土)に東京都港区の品川シーズンテラスカンファレンスで行われる。
島根県の慢性的な人材不足が背景
島根県はIT企業が増えた一方で県内人口は70万人を切り、IT業界に限らず慢性的な人手不足となっている。
課題解決のため、2014年にはIT人材に特化したプロジェクト「IT WORKS@島根」をスタートさせた。
首都圏にIT人材コーディネーターを配置してキャリア相談を受け付けるほか、島根県のIT企業だけの転職フェアを東京や大阪で開催している。
「Ruby」の開発者 まつもとゆきひろ氏も島根県在住
島根県でITと聞くと馴染みがない人もいるだろう。
実は、プログラミング言語「Ruby」の開発者であるまつもとゆきひろ氏は島根県在住であり、ITエンジニアの中ではRubyの聖地としても有名だ。
島根県では、県外からの企業誘致も積極的に行っており、島根県内に本社を移転したりサテライトオフィスを開所したIT企業は10年間で40社を超えている。
Uターン・Iターンした人の生の声を聞き疑問解消
「本音を聞く会」は、島根にUターン・Iターンした先輩ITエンジニアをゲストに招き、ざっくばらんに何でも聞ける交流会だ。
生の声を聞くことで、島根県への移住・転職を考えるITエンジニアの不安や疑問を解消する。
「本音を聞く会」は、2月28日(金)~29日(土)に開催する「島根県IT企業見学・相談ツアー」への参加者募集も兼ねており、参加者から抽選で10名が島根県に招待される。
「島根に行ったUIターンエンジニアの本音を聞く会」開催概要
日時:2020年2月8日(土)
会場:品川シーズンテラスカンファレンス3階 カンファレンスC
参加人数:30名(先着順)
参加費:無料
「本音を聞く会」への参加は特設サイトから受け付けている。
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