神奈川県と株式会社カヤックが運営する同県鎌倉市の起業支援拠点「HATSU鎌倉」は、2月20日(木)にイベント・HATSUフェス内で、地域企業の課題解決策をコンペ形式で競う「地域企業コンペ」を初開催する。
神奈川県内に主要拠点のある企業が設定した課題やテーマに沿って、起業準備者らが解決策となるビジネスプランを提案。プラン次第で、その地域企業との業務提携を進めることができるという。
1月23日から、コンペ参加者の募集受付を開始した。
神奈川県が起業実現を実践的に支援
同コンペの狙いは、起業準備者・起業家が地域企業と取引するきっかけや課題解決策を出すトレーニング、実績作りを支援することだという。
また、起業準備者・起業家と地域企業が交流できる場を提供することで、新しいビジネスが生まれ地域活性することを目指す。
第1回目は豊島屋・テーマはSDGs
第1回目となる企業コンペの提案企業は、鳩サブレ―でお馴染みの老舗企業・豊島屋。テーマは「SDGs未来都市鎌倉の地域企業として豊島屋は、どうSDGsに取り組むべきか」。
あと10年でSDGsの達成目標としている2030年に。昨年は鎌倉でも、気候変動による台風被害やプラスチックごみの被害と言われるクジラの死骸が打ち上げられるなど、環境やゴミ問題を肌身で感じる事柄が多くあったそうだ。
そうした中で、同社は地域企業としてどう取り組むかのアイデアを募集する。
最終審査で豊島屋代表にプレゼン
神奈川県の拠点がある企業・神奈川県に在住もしくは在勤の個人等を対象に、コンペ参加者を2月9日(日)まで募集。
一次書類審査通過者(最大5組)は2月20日(木)に開催される「HATSUフェス」にて、最終審査として、豊島屋の久保田代表取締役に企画提案のプレゼンテーションを行う。
当日、提案を評価し、提携を進めるか断るかを決定するという。
【HATSUフェス】
・日時:2020年2月20日(木)18:30~21:30(受付:18:00~)
・参加費:一般3500円、会員2500円
・定員:60人(先着順、事前申し込み)
※コンペ募集要項などの詳細は同社プレスリリースやFacebookにて見ることができる。
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