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大日本印刷、片手でチャックを開閉できるパッケージを開発。2023年までに年間2億円の売上目指す

白井恵里子

2020/01/27(最終更新日:2020/01/27)


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大日本印刷株式会社は1月23日、片手でチャックを開閉できるパッケージの開発を発表した。

第1弾としてネスレ日本株式会社の商品「マギー ブイヨン 5個入り」がこのパッケージを採用した。

大日本印刷、片手でチャックを開閉できるパッケージを開発。2023年までに年間2億円の売上目指す 1番目の画像

生活向上パッケージシリーズ「SMOOTH PACKAGING」

同社によれば近年、共働き世帯や多様な働き方が増加しているなか、効率的に家事や仕事を行うことができるよう、使いやすさを追求した製品への需要が高まっているという。

そこで同社は、直観的に間違えることなく、ストレスを感じずに使用ができるパッケージとして、生活向上パッケージシリーズ「SMOOTH PACKAGING」の開発に取り組んでいる。今回の新製品はそのラインアップの1つだ。

今後も食品や医療品などに活用

同製品は、チャック部分の表面にニスを印刷することで、片手でチャック部分をつまみ、指をチャックと平行にずらすことで開封が可能となる。両手を使わなくても開封ができることから、各種調味料のほか、ガムやスナック菓子などのパッケージにも適しているという。

さらに、原料の一部に植物由来の材料を使用した、環境に優しい包材を組み合わせることで、石油資源と温室効果ガスの削減にも貢献できる製品となっている。

大日本印刷、片手でチャックを開閉できるパッケージを開発。2023年までに年間2億円の売上目指す 2番目の画像

同社はこの製品を今後食品や医薬品向けなどに販売し、2023年までに年間2億円の売上を目指す。


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