Sansan株式会社と弁護士ドットコム株式会社は1月21日、クラウド名刺管理サービス「Sansan」と電子契約サービス「クラウドサイン」との連携を発表した。
この連携により、Sansan上でクラウドサインの契約情報を確認できる「契約管理オプション powered by クラウドサイン」が提供される。
負担の多い契約確認業務
企業と取引をする際には過去の契約や取引された時期、関係者等の履歴を見て自社と相手企業との関係を確認する必要がある。
この一連の業務は法務部や総務部が担当するが、リストや契約書を確認して内容を返答するまでには多くの時間と労力がかかる。
「契約管理オプション powered by クラウドサイン」が可能にするもの
この問題を解決しようと「契約管理オプション powered by クラウドサイン」だ。
名刺をスキャンするだけで、クラウドサインに登録されている契約データと照合して相手企業との契約情報を確認でき、法務部や総務部に確認業務を依頼する手間がない。
部外秘の情報などの情報は伏せて開示できるので、コーポレートガバナンスも保たれるという。
必要な情報だけを他部門で適切に参照できれば、以前取引のあった企業に対して効率的に営業活動を行うことができそうだ。
Sansan株式会社と弁護士ドットコム株式会社は、今後も名刺管理とリーガルテックを起点にしたサービスを提供していくとしている。
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