株式会社かんき出版は1月22日(水)、「シンプルで合理的な意思決定をするために『ファイナンス』から考える!超入門」(梅澤真由美 著)を発売した。
ファイナンスは自分のために使える思考法
「会計とファイナンスの違いは?」という質問に、即答できる人は多くない。
会計は人に報告するためのもの、つまり他人のためのものだ。一方、ファイナンスは自分の生活や仕事をより良くするためのもの、つまり自分のためのものである。
たとえば、ビジネスでは、新規事業を立ち上げる・オフィス機器を入れ換える、プライベートでは、マイホームを購入する・子どもを塾に通わせるなど、日々が意思決定の連続である。それにもかかわらず、勘や経験則、他社例といったあいまいなものに頼って意思決定を行っている人が多い。
同書の読者対象は、会計やファイナンスの専門家ではなくあらゆる職種の人だ。
一般のビジネスパーソンが、「お金に換算して数字で考える技術」を身につけて、仕事や人生における様々な意思決定に役立てる本となっている。
ファイナンスを使った意思決定の4ステップ
ファイナンスを使って考えると、実際の意思決定は次の4ステップに沿って行えるという。
1.コストをあぶり出す2.時間のズレをとらえる
3.比較する
4.分解する
まずは、コストを正確に見積もる。コストの見積もりがあらゆるの意思決定の基本だ。
次に、時間のズレをとらえて数字にする。ステップの3では、差を比較して意思決定の精度を上げる。最後に分解して、意思決定した内容を円滑に実行できるようにする。
この本では、この4ステップを詳しく解説している。
シンプルで合理的な意思決定をするために「ファイナンス」から考える!超入門
定価:1600円(税別)
頁数:256頁
ISBN:978-4-7612-7468-9
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