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飲食業界の人事評価の客観性を高める実証実験 あしたのチームとEPARKグルメが業務提携

川田千尋

2020/01/24(最終更新日:2020/01/24)


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人事評価クラウドを運営する株式会社あしたのチームは1月21日、国内外の人気飲食店向けにIT事業を展開する株式会社EPARKグルメと業務提携を締結した。

飲食業界における人材の定着率向上及び離職率に対する課題解決を目的とした実証実験を行う。

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飲食店の高離職率の一因に「人事評価」の難しさ

飲食業界の人手不足が深刻だ。外食店舗の採用難はもちろん、離職率の高さも大きな問題となっている。

EPARKグルメとあしたのチームの調査によると離職率が高い要因の1つに、人事評価制度が他業種に比べて、上司による定性評価や立地に影響されやすい売上に準じたものであることが多く、納得感が低いことが挙げられるそうだ。

飲食業界の人事評価の客観性を高める実証実験 あしたのチームとEPARKグルメが業務提携 2番目の画像イメージ画像/Adobe Stock

飲食業界にQSCレベルの可視化を

飲食企業に対して人事評価制度の構築・運用からクラウド利用までを一気通貫で行う「ゼッタイ!評価」に、飲食店の重要指標であるQSC(『Quality』『Service』『Cleanliness』)レベルを来店客の評価によって可視化する「QSC改善アンケート」を組み込み、数値による評価を導入することで離職率がどのように改善していくのかを見るのだという。

定性主観評価だけでなく客観定量評価をバランスよく採り入れることで、飲食業界全体の人手不足問題は解消を図る。

あしたのチームでは、飲食業界取引先企業に対しても今後、同様の仕組みを提案していくとしている。

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