株式会社ウェブクルーが展開する「ズバット 引越し手続き」は、引越し時に発生する民間と行政の住所変更手続きをワンストップで完了できるサービスだ。
1月20日から新たに5社の事業者が参加し、サービス対象エリアが拡大した。
名前や住所などの情報入力を1回のみで
通常の手続きの場合、電気・ガス・水道などの各事業者や自治体に個別に連絡をし、住所変更をする必要がある。
このため、名前や電話番号、引越し元・先の住所など、同じ情報を何回も入力しなければならない。
「ズバット 引越し手続き」では、1度の入力で手続きの一括依頼ができる。
今後は、自治体で行う転出・転入・転居などの手続きとの連携を予定している。
「引越しよりも手続きに強いストレス」が背景
「ズバット 引越し手続き」開始以前は、複数の引越し事業者にまとめて見積もり依頼ができるサービスだった。
2018年7月に実施したユーザー調査で、ユーザーたちは引越しそのものよりも、「引越し時に発生する手続き」に手間とストレスを強く感じているという結果が出た。
この課題を解決するため、電気・ガス・水道・宅配の事業者と提携し、引越し時に発生するサービスの停止・開始や、住所変更の手続き依頼（仮申込み）を一括で行うことができる「ズバット 引越し手続き」サービスを開始することとなった。
なお、ウェブクルーは、内閣官房情報通信技術（IT）総合戦略室が推進する「引越しワンストップサービス」の実証実験の協力主体会社に選出されている。
「ズバット 引越し手続き」の協力事業会社
各手続きを一括で行うためには、協力事業会社数と対応エリアが利便性を左右する。
2020年1月の時点での協力事業会社は次のとおり。
AG Energy株式会社・株式会社F-Power・熊本電力株式会社・河内長野ガス株式会社・九州電力株式会社・京和ガス株式会社・信州電力株式会社・JXTGエネルギー株式会社・東京ガス株式会社・東京電力エナジーパートナー株式会社・東邦ガス株式会社・堺市上下水道局・武陽ガス株式会社・堀川産業株式会社・ミツウロコグリーンエネルギー株式会社
「ズバット 引越し手続き」の詳細は、次の公式ページでも確認できる。
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