PowerNow株式会社は1月22日、中国で急成長中のモバイルバッテリーレンタルサービス「PowerNow(パワーナウ)」の日本国内でのサービスを本格的に開始すると発表した。今年8月までに2万カ所に展開する計画だ。
中国のモバイルバッテリーレンタルサービス
PowerNowは、中国でモバイルバッテリーレンタルサービスを展開している「来電科技(ライデンテック)」の海外向けブランド。
中国では2014年10月から「来電(ライデン)」というサービス名で展開しており、現在は330以上の主要都市で30万カ所のレンタルポイントが稼働。ユーザー数は1億2500万人にのぼり、1日平均数百万台のバッテリーがレンタルされているという。
2019年から東京都内約50か所でテスト運用を行うなど、グローバル展開を開始した。
どこでもレンタル・返却できる
利用者はアプリをダウンロード後、好きなレンタルポイントにてレンタルを開始。返却は借りた時と異なる場所でも返却できる(WeChat Pay、LINE Payユーザーはアプリダウンロードが不要)。日本で借りて他国(東南アジア)で返すこともできるそうだ。
バッテリーは「Lightning」「Mirco-USB」「Type-C」の3種類のコネクタを搭載。同時に3種類の端末を充電することも可能だ。
利用料金は24時間以内最大600円
レンタル料金は30分以内なら無料。レンタル開始30分後~1時間までは100円(税別)、レンタル開始1時間~120時間までは1時間毎100円(税別)・1日最大600円(税別)。
120時間を超えた場合は3000円(税込)で買取になるため、返却の必要はない。災害・緊急時はバッテリーを無料開放するという。
2020年内に日本・シンガポール・タイ・マレーシア等を含め、世界で10万台設置を目指すという。
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