兵庫県芦屋市と株式会社パークフルは1月21日から、同社の公園情報プラットフォーム「PARKFUL」を利用した、公園レンタル(使用・占用の許可)に関わる各種申請のオンライン化の実証実験を始める。
同社によると、民間企業による公園レンタルのクラウドサービスは日本初だという。
手続き簡素化で芦屋市の公園を活性化
発表によると、芦屋市内の公園は住宅地にある小さな公園が多く、うまく活用できていな課題があったといい、市は市民が主体となった”公園レンタル”を推進したいと考えていた。
一方、公園をレンタルするには使用や占用の許可を自治体から得る必要があるが、申請書類を記入したり、担当窓口に出向いて提出したりなど手間がかかる。自治体職員も手続き処理や窓口での対応に追われていたという。
時間や場所に公園レンタルを申請できる
芦屋市の抱える課題を解決するため、公園レンタルの手続きをオンライン化し、時間や場所にとらわれずに申請できる公園レンタルのクラウドサービスを開発することとなった。
ユーザーからレンタルの申請があると、自治体にもオンラインで申請情報が共有されるため、自治体での手続き処理はほぼ不要だ。
芦屋市内の公園全145カ所が対象
今回の実験は、芦屋市内にある公園全145カ所が対象。3月31日まで。
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