ワールドグループは2019年2月21日~6月30日に、全国の百貨店82店舗、シッピングセンター11店舗、およびアウトレット1店舗で、衣料品引き取りリサイクル「ワールド エコロモ キャンペーン」を開催した。
同グループの株式会社ワールドは1月17日、このキャンペーンで回収した95万点以上の衣料品から得られた収益金304万3380円を、あしなが育英会「遺児奨学資金」、福島県「東日本大震災ふくしまこども寄附金」、宮城県「東日本大震災みやぎこども育英募金」、およびチャイルド・ケモ・ハウス「公益財団法人 チャイルド・ケモ・サポート基金」の4カ所に寄付したと発表した。
衣料品の価値を最後まで無駄なく
「ワールド エコロモ キャンペーン」は、「衣料品の価値を最後まで無駄なく活かすこと」を目的とし、ワールドグループが2009年に開始したもの。年に、春夏と秋冬、2回開催している。
自社製品のみならず他社製品も引き取り対象とし、開始から11年間で、累計1425万点以上の衣料品を回収し、リユース・リサイクルを行ってきた。
2011年秋冬からは衣料品のリユース・リサイクルに加え、収益金を子どもたちの未来のために寄付することとし、これまでの寄付総額は、およそ9400万円にものぼるという。
台風第19号被災地へも支援
同グループは、2019年10月の「令和元年台風第19号」の被災地である宮城県丸森町役場からの要請を受け、同年12月に男性用衣料品1765点を届けた。
同年9月から開催している2019年秋冬「ワールド エコロモ キャンペーン」の収益金についても、「令和元年台風第19号」の被災地へ寄付を予定しているという。
同社はこういった取り組みを通じ、今後も環境負荷の軽減および子どもたちの未来に貢献していきたいとしている。
U-NOTEをフォローしておすすめ記事を購読しよう