IoT・AI等のデジタル技術を活用して企業のデジタルトランスフォーメーションを支援するアジアクエスト株式会社は、1月からAI-OCRサービス「DX OCR with AI inside」を開始した。
95%以上の読み取り精度で大量の紙書類をデータ化し、組織や企業の帳票処理業務の生産性向上に結びつけたいとしている。
既存のOCRサービスの課題を解決
手書きの書類の文字を読み取りデータ化するOCRサービスだが、その読み取り精度には課題も多く、実用には制限があった。
このため、各組織や企業は大量の手書きの帳票を保有しているものの、データ化しきれていないのが現状だ。
例えば、税理士事務所では「相続業務のための通帳」、メーカーにおいては「給湯器の登録書」、賃貸不動産では「賃貸契約申込書」のように、顧客と紙でやりとりされる書類は多い。
このため大量の書類を処理でき、かつ実用に耐えうるOCRとして「DX OCR with AI inside」を開発した。
出典:www.asia-quest.jp文字認識AIで95%の読み取り精度を実現したAI-OCRサービス
「DX OCR with AI inside」は、AI inside株式会社の文字認識AIを活用し、手書きの文字を95%以上の読み取り精度で読み取り、データ化する。
くせ字の読み取りに加え、訂正印の読み飛ばし等も可能だ。
手書き文字読み取り例簡単に大量の紙書類をデータ化することで、帳票処理業務の生産性向上を図れる。
さらに、ユーザーの課題に合わせたカスタマイズも可能だ。
例えば、RPA技術により、紙の書類から読み取った文字データを基幹システムに転記して、帳票処理業務全体を自動化するということもできる。
月額で利用できる「DX OCR with AI inside」
「DX OCR with AI inside」は、通常版で月額11万円(税込:読み取り範囲の数に制限あり)からとなっている。詳細は、次のページで確認できる。
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