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ANA「航空券サブスク」の実証実験 月3万円で指定便に月2往復搭乗可 ADDressと提携

長澤まき

2020/01/20(最終更新日:2020/01/20)


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ANAホールディングス株式会社と多拠点ライフプラットフォームを展開する株式会社アドレスは連携して、1月31日(金)から「航空券定額制サービス(航空券サブスクリプションサービス)」の実証実験を開始する。

1月17日(金)から利用者の募集を始める。新たな関係人口となり得る多拠点生活者が移動しやすい仕組み・サービスを構築し、地域活性化を目指す。

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イメージ画像/Adobe Stock

ADDress会員が対象、月額3万円追加

アドレスは、月額制で全国の家(登録拠点)に自由に住める多拠点居住コリビング(co-living)サービス「ADDress」を展開している。

今回、月額料金を支払っているADDress会員に対し、月額3万円の追加料金を払うとANA国内線の指定便に限り月2往復できるサービスの実証実験を、1月31日(金)~3月31日(火)に実施する。

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関係人口を拡大し地域活性化へ

対象路線は羽田─新千歳・鳥取・高松・徳島・福岡・大分・熊本・宮崎・鹿児島の指定便。

対象人数は実証期間中に50人。予約はADDress会員向けの専用サイトより行う。

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これを皮切りに対象路線・対象人数を増やしながら実証実験を拡大し、今後は、多拠点生活とは異なる関係人口拡大策を提供する事業者との連携も模索していくそう。

地方と大都市間を行き来する新たな人の流れを創出することで、ANAの国内地方路線の維持・存続を図ると同時に、地域活性化に貢献していくという。

【航空券定額制サービスの実証実験】
・募集期間:1月17日(金)~3月21日(土)
・利用期間:1月31日(金)~3月31日(火)
・利用条件:月額3万円の追加料金を支払うADDressの年間・半年会員のみ利用可能


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