株式会社Medifellowは1月15日、オンラインで海外向け医療相談を行うサービス「Doctorfellow」を始めたと発表した。
同サービスは海外にいる日本人や外国人向けに、オンラインで日本人医師らがセカンドオピニオン、DtoDコンサルテーション、紹介状作成、メンタルヘルスサポートを行うものである。
イメージ画像:AdobeStock母国語でもわかりづらい医学用語、外国語では尚更
日本人が海外で受傷、発病し現地の病院を受診した際、一番問題になるのは言語と文化の違いである。
母国語で説明をされても理解しにくい医学的な説明を、異なる文化背景をもとに異国語で説明されても、不安は増すばかりで質問もままならない。
説明をする医師にしても、異国の患者が本当に納得できているかどうか、帰国させるべきか否かの判断に難渋することが多々ある。
海外の日本人にオンラインで日本の専門医が医療情報を提供
そこで同社は、渡航先で発病した海外の日本人個人(永住者、赴任者、留学者、旅行者)や法人企業、日本人患者を受け入れた病院などを対象に、オンラインで日本の専門医が医療情報を提供するシステム「Doctorfellow」を構築した。
「Doctorfellow」では、セカンドオピニオンサービスやメンタルヘルスケア、DtoDコンサルテーション、受診勧奨(紹介状作成)をオンラインでサービス提供する。
また、同社によると、日本の医療は高いブランド性を持つといい、これを生かし、日本へのメディカルツーリズム志向を持つ外国人(中国人やインド人他アジアASEAN地域、その他世界中)ならびに各国の病院や医師向けにもサービスを提供している。
サービス概要
個人向けに加えて、グローバル展開している企業の健康経営の一助となるべく、法人向けにもサービスを提供している同社。
同サービスの概要は以下のとおりである。
・セカンドオピニオン:同社からの質問事項を入力、提供書や画像検査のデータをアップロード。内容を確認し、同社提携病院の医師がセカンドオピニオン対応をする。
・DtoDコンサルテーション:海外にいる日本人、外国人の医師向けにDoctor to Doctorのコンサルテーションサービスを提供する。
・受診勧奨(紹介状作成):同社からの質問事項を入力、確認し、現地での病院受診時に適切な診療科選択や治療の一助となるよう、情報提供書を作成する。
・メンタルヘルスサポート:依頼に基づき、医師もしくは臨床心理士がメンタルヘルス相談を行う。
料金や提携病院など詳細については専用サイトで確認できる。
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