NTTコム オンライン・マーケティング・ソリューションは1月16日、セキュリティソフト業界を対象にした「NPSベンチマーク調査2019」年の結果を発表した。
NPS(Net Promoter Score)とは、「有人や同僚に薦めたいか?」という質問への回答から算出される顧客ロイヤルティを図る指標。最もNPSが高いのは「ESET」だった。
イメージ画像/Adobe StockESETが3年連続でトップ
調査対象は、ESET(キャノンマーケティングジャパン)・McAfee(マカフィー)・ZERO(ソースネクスト)・ウイルスバスター(トレンドマイクロ)・カスペルスキー(カスペルスキー)・ノートン(シマンテック)の6社。
有料のセキュリティソフトを過去1年以内に利用した人を対象にインターネットアンケートを実施したところ、NPSのトップを3年連続でESETが獲得した。
最下位の企業との差は34.1ポイント。6ブランドのNPS平均はマイナス23.6ポイントだった。
防御率と軽快さが評価を分ける
満足度と重要度を16の要因別に分析したところ、業界全体として、3年連続で“防御率の高さ”と“動きの軽快”さにおいて期待値に対する満足度が低く、改善へユーザーの高い期待が見られる結果となった。
なお、NPS1位のESETは上記2項目で業界トップクラスの評価を獲得。特に“動きの軽快さ”での満足度が高かったという。
調査ではほかにも、複数台でセキュリティソフトを活用するユーザーほどNPSが高い傾向や、セキュリティソフトを利用する際の情報源として家族や友人・知人からのお薦め(口コミ)が決め手になった人が最も多いことが分かった。
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