大阪市の「SEKAI HOTEL」は1月15日から、これまで宿泊ゲストのみに販売していた地域周遊パスポート「SEKAI PASS(セカイパス)」の一般販売を開始した。
同社は地域に点在する空き家をリノベーションして客室に転換し、地域の日常に溶け込む体験を提供している。まち全体を宿と見立て、従来のホテルが持つ機能をまちなかに分散させた「まちごとホテル」がコンセプトだ。
大阪市此花区と東大阪市にある同社の2ホテルで、周辺の別ホテルの宿泊ゲストも「SEKAI PASS」を持って、地域になじんだ宿泊体験ができるようになる。
地域の日常を体験するためのパスポート
「SEKAI PASS」は、地域の「ORDINARY(日常)体験」をできる地域周遊パスポートだ。「SEKAI PASS」を持って外へ繰り出すと、純喫茶でモーニングが食べられたり、銭湯に入浴できたりという体験ができる。
居酒屋やお好み焼き屋などの飲食店で受けられる「SEKAI PASS」だけの特典も付いているという。
「SEKAI HOTEL」の宿泊ゲストのみに販売されていた「SEKAI PASS」だったが、周辺の別ホテルの宿泊ゲストなどから購入したいという声が増えていた。
要望に応えるため「SEKAI PASS」を一般販売することとなった。
「SEKAI PASS」の使い方 提携店でパスポートを提示するだけ
「SEKAI PASS」の使い方は、次のとおり非常にシンプルだ。
1.フロントで「SEKAI PASS」を購入
「SEKAI PASS」を、2000円(税別)で「SEKAI HOTEL」各フロント(Nishikujo・Fuse)で購入する。
2.マップで提携店探し
「SEKAI PASS」と共に、「SEKAI PASS」が利用できる提携店をまとめたGoogle Mapsを受け取れる。
3. 提携店で「SEKAI PASS」を提示
4. ORDINARY(日常に溶け込む)体験をする
増量してもらえるたこ焼き屋では、通常7個のたこ焼きが10個に。
150年続く老舗和菓子屋での手作り和菓子体験もできる。
「SEKAI HOTEL」と「SEKAI PASS」についての詳細は、次のページで確認してほしい。
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