株式会社ベジコープは1月15日から、外食産業の人材不足を外国人人材で解決する「外食人材CREW」の提供を始めた。
ベジコープの主軸である外食産業向け産直野菜の卸事業から得た、レストランとのネットワークを活用したサービスだ。
背景には、技能試験に合格してもビザの取得が困難という特定技能者の在留資格制度の課題がある。
特定技能者在留資格制度の課題が背景
2019年4月に特定技能者の在留資格が始まったが、特定技能測定試験合格の割合に対して、就業率が低いことが課題となっていた。
同社によると、就業率が低いのは、特定技能試験に合格してもビザの取得が困難な留学生が多いためだという。
ベジコープは、特定技能測定試験の対策講座を実施し、試験合格後のビザ取得・就業を前提とした支援を行っている。
「外食人材CREW」は、このような支援により特定技能人材を含む外国人材の紹介が可能となっている。
ニーズにマッチした人材紹介や外国人材支援計画の運用代行が特徴
企業のニーズにマッチした人材を紹介
本部スタッフには、技術・人文知識・国際業務ビザ保有人材を、調理スタッフ・ホールスタッフには特定技能ビザ所有の人材をというように、特定技能人材だけでなく企業のニーズにマッチした人材を紹介している。
手間のかかる外国人材支援計画の運用を代行
特定技能の外国人材を受け入れる場合、日常生活や社会生活における外国人支援計画を策定・運用しなければならない。
ベジコープは、法務省入国管理庁に正式に登録された登録支援機関であるため、手間のかかる外国人材支援計画の運用を代行できる。
就労ビザ取得申請書の作成が簡単に
ビザ取得に必要な申請書を簡単に作成できるサービス「Visa Nippon」が利用可能。
「外食人材CREW」の詳細は、次の公式サイトでも確認できる。
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