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明治43年創業の農機メーカー・小橋工業とヒューマノーム研究所がスマート農業について共同研究を開始

M.K.

2020/01/15(最終更新日:2020/01/15)


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株式会社ヒューマノーム研究所(東京都中央区)と小橋工業株式会社(岡山市南区)は1月14日、AI・IoT技術を用いた高度な農業機械の開発に向けて共同研究契約を締結したと発表した。

両社は今後、AIやIoTの技術を用いたスマート農業システムの構築を行う。

提携の背景には高齢化に伴う農業従事者数の減少があり、生産性向上・作業効率化を行い持続可能な農業を実現することが急務となっている。

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背景に農業従事者数の減少

農業従事者の高齢化などで、国内の農業従事者数が年々減少している。

持続可能な農業を実現するために大きな期待が寄せられているのが、AI技術やIoT技術を用いたスマート農業システムの構築だ。

最先端企業と明治時代創業企業が共同研究

ヒューマノーム研究所は、人々が自分らしく楽しく暮らせる健康社会を、最先端テクノロジーによるビッグデータの計測とAI技術の開発・活用で実現しようとする研究所だ。

最先端技術の研究所であるヒューマノーム研究所とタッグを組んだのが、土造りに欠かすことのできない作業機と耕運機の爪の開発・生産を行う小橋工業。創業1910年の老舗メーカーであり、作業機と耕運機の爪の双方を開発するメーカーは日本で小橋工業のみだという。

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出典:kobashiindustries.com


土造りを知り尽くした小橋工業と、幅広い分野のデータ統合解析とAI開発を専門とするヒューマノーム研究所の技術力・知見を掛け合わせることで、AI・IoT技術を活用したスマート農業システムを実現したいとしている。


参考サイト:株式会社ヒューマノーム研究所


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