月間40万人の大学生が視聴する就活チャンネル「しゅんダイアリー」を運営する株式会社Diaryは1月8日、地方と都会の行動格差を埋める就活情報メディア「Flatto」をリリースした。
「しゅんダイアリー」で紹介しきれない企業の様子や、全ての動画が視聴できない大学生向けの記事を閲覧できる。
就職活動の情報格差をフラットにし、誰もが気軽にふらっと立ち寄れるサービスをとの想いから「Flatto」と命名されている。
「Flatto」立ち上げの背景に就職活動おける行動格差
同社によると、地方の大学に通う学生は、地方に住んでいる、研究で多忙、情報が閉鎖的、推薦で入社できる企業しか視野にないなどの理由で採用市場に露出しにくいのが現状という。
日本の就職活動において、このような行動格差を生む大きな原因は次の2点だという。
●大学1、2年時でキャリア選択について考える機会が乏しいこと
●学生と企業との心理的距離が大きいこと
就職活動おける行動格差をなくしたいという想いから「Flatto」を企画した。
地方と都会の行動格差を埋める就活情報メディア「Flatto」
「Flatto」では企業の様子や大学生向けの記事を閲覧できるが、企業が大学生に向け、直接スカウトメールを送信できる機能の搭載も予定している。
代表の福田駿氏は自身も金沢大学3年の現役学生である。
代表取締役の福田駿 氏学生目線の動画で企業を紹介し、実際の生の声を届けることで、就活にまつわる問題を解決することができると考えたそう。
ユーチューブという学生の80%以上が日常的に使うプラットフォームを入り口として、「Flatto」に流し込み、就活に興味のない学生にも受け入れられる切り口の動画で、魅力的な企業を紹介する。
また、実際に「しゅんダイアリー」のチャンネル登録者2.9万人のうち30%が、大学1,2年生の視聴者であり、「Flatto」を通じて大学入学直後から各企業に対する認知度を広げられると見込んでいる。
「Flatto」の公式サイトは次のとおりとなっている。
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