HOMEビジネス 学生が持つ企業イメージや認知度を可視化するサービス「採用ブランディングサーベイ」が登場 パナソニックやリクルートグループなど3社が開発 

学生が持つ企業イメージや認知度を可視化するサービス「採用ブランディングサーベイ」が登場 パナソニックやリクルートグループなど3社が開発 

白井恵里子

2020/01/10(最終更新日:2020/01/10)


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株式会社エンリッションは1月8日、パナソニック株式会社リクルート&キャリアクリエイトセンターとの共同開発により、新卒採用に取り組む企業を対象に、学生が持つ企業イメージや認知度を可視化するサービス「採用ブランディングサーベイ」をリリースした。

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「知るカフェ」利用学生を対象に調査

株式会社エンリッションは、企業と学生をリアルな場で繋ぐ「知るカフェ」を運営している。このカフェは、東京大学や京都大学などの有名大学内外にオープンしており、年間約50万人の学生が利用しているという。

「採用ブランディングサーベイ」では、「知るカフェ」利用学生を対象に、企業イメージなどを調査。そこから、大学別、エリア別、卒年別などといった細かい軸で調査結果を抽出するという。

企業側は調査結果を受け止めるだけに留まらず、「知るカフェ」で学生と接点を持つことで、調査結果のより深い理解や改善策などのキャッチアップが可能だ。

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Adobe Stock

入社後のミスマッチ削減目指し

同社によれば、大学生が企業に対するイメージを把握できていないまま、採用活動を行う企業が多く見られ、これが早期離職などにも繋がっているという。

そこで、企業と学生間のギャップを減らし、入社後のミスマッチを少なくするために「採用ブランディングサーベイ」の開発に着手した。

同社は、まずは学生が持つ「企業イメージ」を企業側が知ることが大切な採用活動の第一歩だと捉え、学生の生の声を企業に届けることで潜在的課題を解決し、最終的に効果的な採用活動が行えるようサポートしたいとしている。


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