
グローバル経済誌「Forbes」の日本版「Forbes JAPAN」は12月19日、東京都港区の六本木ヒルズにて、社会で活躍する女性を選出する「Forbes JAPAN WOMEN AWARD 2019」を開催し、2019年の受賞者を発表した。

日本における女性の活躍
同誌によれば、世界経済フォーラムが12月17日に発表した「グローバル・ジェンダー・ギャップ指数」で、日本は過去最低の121位だった。
世界では女性最年少首相が誕生するなど、女性のビジネスリーダーが活躍した2019年だったが、日本では女性の経営者や管理職がまだ少なく、政治への参画も進んでいないことが課題となっている。
テーマは「セルフメイドウーマン」
「Forbes JAPAN WOMEN AWARD」は2016年に始まって以降、企業アンケート調査や専門家による審査などをもとに、女性が活躍できる企業および、社会で活躍する女性ビジネスリーダーを選出し、表彰してきた。
2019年のテーマは「セルフメイドウーマン」とし、自らのビジョンで新しいキャリアを開拓する「セルフメイド」の女性ビジネスリーダーを選んだ。

社会インパクト賞には、国際NGO「CDP」やESG投資のプラットフォーム「PRI」の日本支部を立ち上げた森澤充世氏。
グローバル賞には、マッチングアプリ「EastMeetEast」の創業者兼CEOである時岡真理子氏。
チェンジメーカー賞には、乳がんの検査機器を開発するスタートアップ「Lily MedTech」の代表である東志保氏。
ルーキー賞には、キリンビール・マーケティング本部の入社6年目若手社員である京谷侑香氏。
そして、パイオニア賞には、三菱電機の名古屋製作所HMIシステム部長として活躍する大西厚子氏が選ばれた。
企業部門の受賞は、「Forbes JAPAN」ウェブサイトに掲載している。また、1月25日に発売のForbes JAPAN 3月号にAWARDの詳細を掲載予定だ。
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