アウンコンサルティング株式会社はこのほど、株式会社Paykeが展開する訪日外国人向けのショッピングサポートアプリの「Payke(ペイク)」における商品接触ランキングデータと検索数を比較し、台湾の日本製品に対する関心度調査を行った。
ショッピングサポートアプリを利用した調査
訪日外国人向けアプリのPaykeは、商品のバーコードをスマートフォンでかざすだけで商品の情報や口コミを母国語で見ることができる。
今回アウンコンサルティングではPaykeのスキャン数とGoogle AdWords キーワードプランナーツールを使い、繁体字の検索数を基に、台湾で人気の商品はどんなものがあるのかをランキング化した。
需要と認知度を測定
同社によると、スキャン数が多く検索数が少ないものは、需要が高い商品でありながら認知度の低い商品だ。食品で言うところの『一平ちゃん』『雪印コーヒー』『じゃがりこ』などがこれに当たる。
また、スキャン数が少なく検索数が多い商品は認知度と需要がともに高い商品という。これには『午後の紅茶』『マルちゃん』などが該当する。
効果的なWebプロモーションとは
顕在的な需要があるにもかかわらず認知度が低い商品は、どのようにすれば売り上げが上がるのだろうか。
また、検索した際のことを考えて自社商品の情報がトップページに表示されるような工夫も必要だ。
データを細かく読み込むことでどのような販売戦略が自社商品に必要なのかを知り、正しい施策を行うことができる。マーケティングに携わるものであれば学んでおきたい視点だ。
U-NOTEをフォローしておすすめ記事を購読しよう