株式会社GOWiDEが運営するリモートワーク専門メディア・シゴトバは12月27日、「2019年リモートワーク実態調査」の結果を発表した。
リモートワークを求める理由や頻度について同メディアの読者を対象に調査したところ、時間と場所を重視したいビジネスパーソンが興味を持っており、リモートワークの導入は人材獲得のチャンスになることが分かったという。
イメージ画像/Adobe Stock理由は「子育て・介護」「通勤時間削減」
リモートワークをしたい理由を読者114人に聞いたところ、「子育て・介護のため(28.9%)」と「通勤時間削減(28.1%)」が2トップに。
リモートワークに興味がないと答えた人は、わずか0.9%だった。
リモートワークの頻度、最多は週1日
リモートワークの頻度を聞いた質問では、約半数が総務省や経産省が主体となって実施したテレワークデイズ期間もしくはそれ以外の日にリモートワークをしていると答えた。
テレワーク・デイズ期間だけリモートワークをしていると答えたのは、全体の10.5%。
同期間以外もリモートワークをしている人は全体の38.1%で、最も多かったのが「週1日(38.1%)」という回答だった。
需要と供給がアンバランス
今回の調査では、多くの人がリモートワークを希望しているにも関わらず、約半数の人はリモートワークをしていないことが明らかになった。
同社は、日本では現在、リモートワークの需要と供給がアンバランスな関係になっていると指摘。
フルリモートワークを選択できるようにした企業では、求人がそれまでの3~20倍にアップ(同社調べ)するなど、柔軟な働き方を提供できる企業がより多くの人材を惹きつけている状態だが、日本ではまだ「リモートワークの導入=難しい」という認識が一般的だという。
同社はプレスリリースで「同メディアを通じて、今後も日本のリモートワーク文化醸成のための情報発信を続けていく」とコメントしている。
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