2019年のクリスマス、株式会社わかさ生活がフィンランドからサンタクロースを日本に招待した。
招待されたサンタクロースが訪問したのは、台風15号・19号の被災地や各地の保育園・病院などあわせて全13カ所。計1070人の子どもたちに夢と希望と笑顔を届けた。
フィンランドからのサンタクロース招待の取り組みは「日本・フィンランド友好プロジェクト」の一環として行われたもので、日本とフィンランド両国の友好に大きな役割を果たしている。
サンタクロース来日のきっかけ
株式会社わかさ生活は、創業より主力商品である「ブルーベリーアイ」の原材料として北欧フィンランドの「ビルベリー」を使用している。
フィンランドとビルベリーへの感謝として、2005年9月にフィンランドのサンタの森にもみの木の植樹を行った。
そして、同年12月に今度はフィンランド側からお礼としてサンタクロースが来日したのだ。
この双方向の交流をきっかけに、日本とフィンランド両国の理解と友好を深めるため「日本・フィンランド友好プロジェクト」が始動した。
フィンランドのサンタクロースが被災地の子供に笑顔を届ける
2019年のクリスマスシーズンは、フィンランドのサンタクロースは、台風15号・19号の被災地や各地の保育園・病院などあわせて13カ所を訪問した。
サンタクロースと交流できた子どもたちの数は1070人で、「日本・フィンランド友好プロジェクト」活動開始の2005年から15年間の累計では3万7600人にのぼる。
保育園のクリスマス会にサプライズゲストで登場したり、病院で一緒に勉強をしたりとサンタクロースとの交流に子どもたちの目は輝いていたという。
台風被害の爪痕が残る被災地では、被災後、元気がなくなっていた園児たちもいたというが、サンタクロースとの交流では多くの笑顔を見せてくれたようだ。
日本・フィンランド友好プロジェクトの取り組みの様子は、以下の公式ページでも紹介されている。
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