Cansell株式会社の運営する宿泊予約の売買サービス「Cansell」は、12月23日から旅行プラットフォーム「TripAdvisor」と連携を開始した。
旅行サイトとの連携を進める
「Cansell(キャンセル)」は、キャンセル料のかかる宿泊予約を売買できるサービス。2016年9月に国内でサービス提供を始めた。
売買が成立すると、出品者はキャンセル料を削減でき、購入者は割安な料金で宿泊が可能になる。
宿泊施設はキャンセルとならずに宿泊客が来るため、三者にメリットがあるとして、日本旅館協会など多くの宿泊施設に支持されている。
2019年以降は、ANAマイレージモールや旅行比較サイト「トラベルコ」と連携を進めてきた。
イメージ画像/AdobeStockトリップアドバイザーで検索ができる
今回の提携により、「Cansell」に出品されているホテルや旅館などの宿泊プランが「TripAdvisor」に表示されるようになった。
「TripAdvisor(トリップアドバイザー)」は毎月約4億6000万人に利用されている世界最大級の旅行プラットフォームで、49カ国、28言語で展開している。
TripAdvisor上で、Cansellの宿泊予約を検索・比較できるようになり、出品者にとっては販売機会の増加となり、購入者にとっては選択肢の増加に繋がる。
Cansellは現在、日本人の出品者が対象だが、今後は海外からも宿泊予約の出品ができるよう改善を図るとしている。
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