NexStay合同会社は2020年1月から、ペンションのオーナー向けに、インバウンド集客用サービスの提供を開始する。
必要な手数料は、予約サイトの手数料込みで35%。現在、事前登録を受け付けている。
外国人に人気のペンションビジネス
同社によれば近年、訪日外国人の数が増加している一方で、ペンションなどの簡易宿所においては、インバウンド集客があまり進んでいないという。
外国人客を集めるには、外国語やITなどの専門スキルを必要なため、ペンションのオーナーが個人的に行うにはハードルが高いようだ。
訪日外国人からは人気があるとされる日本のペンションだが、こういったペンションは前述の問題から、国内系トラベルエージェントのサイトにしか掲載されていないことが多いというのが現状だという。
電話とFAXで予約処理が可能
同サービスを利用すると、英語などの外国語能力やITスキルを有していないオーナーでも、日本語を使った電話とFAXだけで予約処理ができる。外国人客との連絡は、オーナーに代わり、同社のコールセンターやチャットで対応する。
また、同社のノウハウを活用し、海外のオンライントラベルエージェントから集客することが可能。さらに、宿泊費から手数料分の35%を上乗せした金額で集客をするため、オーナーに実質の負担はかからないという。
現在、モニターとして、福岡県、大分県、佐賀県の3県における3オーナー限定で、3カ月間無料の事前登録募集を行っている。
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