2020年が幕を開けた。東京オリンピック・パラリンピックの開催を始め、新たな10年の始まりともなる今年は、どんな1年間になるのか。
資格講座で知られるユーキャンが発表した「2020年のトレンド予測と資格取得に関する意識調査」の結果を見てみよう。
注目は、東京五輪・嵐の活動休止・教育改革
元号が「平成」から「令和」に改められ、1つの節目となった2019年に続き、2020年はどんな年になるのか?
ユーキャンが10代~40代の男女356名を対象にインターネットによる意識調査を実施した。
2020年に話題になりそうなことを聞いたところ、文化・スポーツ・エンタメ・自然/科学技術関連の1位は「夏季オリンピック・パラリンピックが東京で開催」、2位は「嵐の活動休止予定」。
政治・経済・社会関連では「アメリカ大統領選挙」が1位に。
2位から4位までを「最後の大学入試センター試験」「全国の小学校で英語が教科として正式スタート」「全国の小学校でプログラミング教育が必修化」と、教育に関する話題が占めた。
コミュニケーション能力を重視
教育改革に関する出来事が注目を集めていることを踏まえて追加調査を行い、「教育改革は、大人の学びやスキルアップに対する意識が変化するきっかけになると思うか」と聞いたところ、65.2%が「変化すると思う」と答えた。
教育改革が進む中、社会で活躍するために必要な能力は何なのか?
調査では「多種多様な人と関わるためのコミュニケーション能力」という回答が最も多かった。
国際化が進む中「英語力」に注目
さらに、2020年のトレンド予測を踏まえた上で、2020年に取っておくと武器になると思う資格は何かを聞いたところ、「TOEICテスト」が1位に。
次いで、「ファイナンシャルプランナー(FP)」「マイクロソフト・オフィス・スペシャリスト(MOS)」と続いた。
グローバル化によって英語を使う機会が増え、実践的な英語力が広く求められる中、英語(TOEICテスト)に注目が集まっているようだ。
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