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JR東日本、新大久保駅に「食の交流拠点」開業へ。シェアダイニングと食のコワーキングスペースが連動

長澤まき

2019/12/19(最終更新日:2019/12/19)


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料理人の起業・経営を支援するアスラボ、CO&CO、JR東日本、オレンジページの4社は共同で、2020年夏に東京都新宿区のJR新大久保駅の3階・4階に、シェアダイニングと食のコワーキングスペースを備えた食の交流拠点「新大久保フードラボ(仮称)」を開業する。

JR東日本の山手線を起点にまちの個性を引き出し、まちや人が有機的につながる心豊かな都市生活を創出するプロジェクト「東京感動線」のフラッグシップとして、同エリアが持つ国際的・豊かな食という個性を活かし、新大久保駅直上に開業する。

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3階は多国籍シェアダイニング

事業主はJR東日本。アスラボは3階シェアダイニングのプロデュース・運営等、CO&COは4階コワーキングスペースのプロデュース・運営。オレンジページは食に関わるイベント・講座・ワークショップを企画運営する。

3階のシェアダイニングでは、朝・昼・夜で1つの厨房を複数の料理人がシェア。利用者はワンテーブル・1会計で複数店舗のバリエーション豊かな料理を楽しむことができる。

18日より、同ダイニングに出店する料理人を世界各国の様々なジャンルから募集開始。審査を通った料理人は権利金20万円で出店できる。

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4階は未来の食文化を生み出す拠点に

4階の食のコワーキングスペースは、世界中の全ての食に関わる人々の拠点とする。

料理人・事業者・生産者の交流の場になると同時に、立地を生かし外国人起業家や留学生も交え、新しいメニューや新規事業など様々な未来の食文化を生み出すという。

多様な食のプロが集い、テストキッチンで即興的に調理・実験ができる環境を整備することで、食製品のスタートアップを支援する。

ここで出会った異分野・異文化の共育・共創や、海外のフードラボとの連携により、新しい食文化がつくられることを目指す。

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同スペースで生まれたレシピをシェアダイニングで提供するなど、3階と4階は連動してサービスを提供するそうだ。

今後、同施設に関する詳細情報を随時発表していく。

【新大久保フードラボ(仮称)】
・規模:3階約180平方メートル、4階約310平方メートル
・用途:3階シェアダイニング/4階コワーキング、テストキッチン
・開業日:2020年夏(予定)


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