HOMEビジネス 働き方解放区がテーマの共有作業スペース「co-ba ebisu」が渋谷に開業

働き方解放区がテーマの共有作業スペース「co-ba ebisu」が渋谷に開業

佐藤優子

2019/12/19(最終更新日:2019/12/19)


このエントリーをはてなブックマークに追加

シェアードワークプレイスco-ba(コーバ)を運営する株式会社ツクルバは12月12日、東京都渋谷区の「JP noie  恵比寿西」1F・2Fフロアに、ワークプレイス & レジデンスとなる「co-ba ebisu」を開業した。

働き方解放区がテーマの共有作業スペース「co-ba ebisu」が渋谷に開業 1番目の画像

所属や職種を超えた働き方を実現する「co-ba ebisu」

co-ba(コーバ)は、「あらゆるチャレンジを応援する」をコンセプトにした共同作業場。その会員は、起業家やスタートアップ、デザイナー、エンジニア、編集者、建築家、地域で活動するNPOといったように、多岐にわたる。

畑違いの会員同士がお互いのアイデアやスキルを共有することで、新たなコラボレーションが生まれる場を目指しており、全国22カ所に展開する「co-ba NETWORK」で多様な働き方を提供してきた。

これまでも2011年に起業家をはじめとする個性的なクリエイターやフリーランスが集う「co-ba shibuya」、2018年にシード・アーリー期のスタートアップに特化した「co-ba jinnan」と、時代のニーズに先駆けた展開を心がけてきた。

今回のオープンした「co-ba ebisu」は、所属や職種、雇用形態の垣根も超えた、新しい働き方を実現するための場という。

企業側ではなく、働き手が自らのイニシアチブで自由に働き方を選べることを掲げる「働き方解放区」をテーマとして開業した。

働き方解放区がテーマの共有作業スペース「co-ba ebisu」が渋谷に開業 2番目の画像

テーマは“働き方解放区”

「co-ba ebisu」は、2フロア計約1,570平方メートルで構成されている。

1階はフリー席やブース席に加えて、大小さまざまな個室があり、共用部にはイベントスペースやバー、ショーケースなどを配置したコワーキングエリアだ。

2階は20戸のレジデンス(賃貸住宅)。2フロアを自由自在に行き来し、固定化された仕事場の概念を解放する働き方、暮らし方を可能にするという。

また働き方、暮らし方の概念を解放する以下の3つの仕掛けが面白い。

1. 多様な人が行き交う街のようなワークスペース(カスタム個室、オフィス個室、フリー席)

2. 未知の出会いを生む場の運営(コミュニティマネージャーが軸となってコンテンツやイベントを企画して実践)

3. ワークスタイルに合わせた多様な利用プラン(月額プラン、従量課金プラン、プロジェクト利用プラン、2Fレジデンスプラン)

さらに、株式会社subsclife と提携することで、サブスクリプションによる空間の提案も。1Fコワーキングフロアのブース席および個室の入居者には、椅子を選択できるパッケージプランを用意。2Fレジデンスフロアでは、暮らし方に合わせた家具の紹介までしてくれる。

開設した「JP noie 恵比寿西」は東急株式会社が企画監修し、日本郵便株式会社が展開する賃貸マンションだ。 

ツクルバは、日本郵便・東急と共に、渋谷において新しいムーブメントを生み出しながら、既存事業の強化を目指すという。

今後も渋谷区の持続可能な街づくりと、創業したての企業のオフィス環境の支援を推進していくという。

co-ba ebisu 概要

物件名:1階/co-ba ebisu、 2階/co-ba ebisu residence

所在地:〒150-0021 東京都渋谷区恵比寿西一丁目33番6号JP noie恵比寿西 1F/2F

アクセス:東急東横線「代官山駅」東口徒歩3分、JR山手線、埼京線、湘南新宿ライン「恵比寿駅」西口徒歩5分

区画面積:1,573.42㎡


hatenaはてブ


この記事の関連キーワード