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不動産マーケティング自動化ツール「KASIKA」とVR内覧システム「ROOV」が業務提携

白井恵里子

2019/12/17(最終更新日:2019/12/17)


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不動産業界向けマーケティング自動化ツール「KASIKA」を提供するCocolive株式会社は12月13日、新築マンション販売の業務効率化と成約率向上を目指し、VR(バーチャル・リアリティ)内覧システム「ROOV」を展開する株式会社スタイルポートと、戦略的業務提携契約を締結した。

今回の提携を受け、東京都新宿区の三菱地所レジデンス「ザ・パークハウス 市ヶ谷」でのテスト導入が決まった。

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不動産業界を支える人気システム

「KASIKA」は、不動産に特化したマーケティング自動化・営業支援サービス。メールの自動配信や優良顧客リストの掘り起こしなど、分かりやすく使いやすい機能が特徴だ。

「ROOV」は、従来現地でしか体感できなかった部屋の内覧や窓からの眺望、室内各所の採寸や家具配置のシミュレーションなどをVRで実現し、未竣工の新築物件の購入検討をサポートする機能を多数備えている。現在新築マンションデベロッパー41社および、87プロジェクトで導入されている。

客の検討状況を一気通貫で可視化

今回この2つのサービスが連携することで、「ROOV」の閲覧履歴が、「KASIKA」上でレポートされる仕組みが実現する。

これまで個々の販売員に依存していた客の購入検討状況が、データで客観的に、一気通貫で分析・把握できるようになる。

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同社は今回の連携により、それぞれの客に最適な情報提供が行える機能の開発を進め、物件販売の課題を解決する支援ツールの提供を目指すという。


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