株式会社クリスタルロードは12月13日、挑戦する個人にスポンサーがつくという応援経済の創造を目指し、応援ファンディングサイト「Challenge Fun」のテスト運用を始めた。
中学生が創業「今を諦めない社会を」
同社は2018年12月、現役中学生である加藤路瑛氏が創業。「年齢やお金を理由に今を諦めなくていい社会を作ること」をビジョンに掲げ、メディア運営やクラウドファンディング事業などを手掛けている。
加藤路瑛氏「Challenge Fun」では、目標達成に向けて挑戦している個人の活動を紹介し、その活動や目指す世界に共感した個人や企業が、スポンサーとして挑戦資金を提供することができる。
一般的なクラウドファンディングではプロジェクトが支援金を集める仕組みだが、同サービスではその対象が「個人」なのが特徴。その個人の活動が続くよう、スポンサーとマッチングを行う。
また、目標金額や募集期間の設定が必要ないため、長期の挑戦資金の確保にも適しているという。
同社はこの新しいファンディングサイトを通じ、「挑戦者の活動を応援したい人」と「応援されながら成長したい人」が、ともに未来を切り開いていける「応援経済」の創造を目指す。
挑戦者はSDGsへの取り組みも明らかに
「Challenge Fun」のもう一つの特徴は、挑戦する人が、「SDGsのどのカテゴリーへの取り組みに挑戦しているか」ということを明らかにするという点だ。
同社はこれにより、挑戦者自身も、自分の行動が持続可能な社会の実現に貢献しているという気づきを得ることができるほか、世の中にSDGsに興味・関心を持つ人を増やすこともできるとしている。
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