HOMEビジネス コンビニ収納サービス「マイペイメント」が全国のセブンイレブンで取り扱いへ

コンビニ収納サービス「マイペイメント」が全国のセブンイレブンで取り扱いへ

M.K.

2019/12/16(最終更新日:2019/12/16)


このエントリーをはてなブックマークに追加

NTTインターネット株式会社と株式会社セブン-イレブン・ジャパンは12月11日、スマートフォンを活用したコンビニ収納サービス「マイペイメント」を全国のセブン-イレブンで取り扱うことに合意したと発表した。

2020年2月の提供開始を目指す。

コンビニ収納サービス「マイペイメント」が全国のセブンイレブンで取り扱いへ 1番目の画像


ペーパーレス化でコンビニ収納の課題を解決

コンビニ収納は、年間約10億件利用されている。

これまで、企業側は請求書の印刷・郵送コストが、コンビニ側は請求書控えの輸送・保管コストが負担となっていた。

また、利用者は請求書の紛失などで支払いの機会を逃すことがあった。

「マイペイメント」で請求書のペーパーレス化を実現することで、このような課題を解決できることから両社の合意に至った。

ペーパーレスな決済を実現する「マイペイメント」

従来は、紙の請求書・料金払込票上のバーコードをコンビニでスキャンして公共料金や通信販売の代金等を支払っていた。

「マイペイメント」は、バーコードを利用者のスマホで表示して、支払いをコンビニの店頭で行える、ペーパーレスの決済を実現するサービスである。

「マイペイメント」サービスの4つの特徴

● 支払いの利便性を向上

料金払込票を持ち歩く必要がなく、スマホがあればいつでも支払いできる。

●請求から収納までの時間を短縮

請求情報は紙ではなくスマホに送信するため、利用者がすぐに支払いできる状態になる。
また、利用企業は収納情報をリアルタイムで確認できる。

● 収納コストを削減

請求書の印刷費や郵送費を削減。また、電子帳票なので収入印紙も不要となる。

●専用のアプリが不要

「マイペイメント」のために利用者が専用のアプリをインストールする必要がない。
スマホの標準機能のWebブラウザでバーコードを表示する。




「マイペイメント」のサービスの流れ

「マイペイメント」のサービスの流れは次のとおりだ。

コンビニ収納サービス「マイペイメント」が全国のセブンイレブンで取り扱いへ 2番目の画像

1. 利用企業の請求情報からバーコード表示用のURLを発行し利用企業に提供する。

2. 利用企業から利用者のスマホにURLを通知する。

3. 利用者がスマホで請求情報(バーコード)を表示して料金を支払う。

4. 利用企業には支払い済み情報がリアルタイムで通知される。

NTTインターネットは、利用者の利便性向上や利用企業の売上向上・コストダウンに貢献するほか、ペーパーレス化によって二酸化炭素の削減にも貢献するとしている。






hatenaはてブ


この記事の関連キーワード