東洋経済新報社はこのほど、ビジネスにおけるアイデアの出し方から事業の循環まで再現可能な方法論でまとめた「ゼロからつくるビジネスモデル」を発刊した。
著者は、日本におけるビジネスモデル研究の第一人者であり、早稲田大学商学学術院教授の井上達彦氏。
基本から発展学習まで
同書は、新しい技術を生み出す技術として、アイデア創出から、ビジネスモデル構築、そして事業が成長する仕組みづくりまでを詳しく解説している。
井上氏によればアイデアの発想には、異業種のビジネスモデルを模倣する「発想法」、常識を疑い覆す「ブラケティング発想法」、そして過去から未来へのトレンドを書き出す「未来洞察法」などがあるという。
アイデアが生まれた次段階は、検証だ。世界で活躍する企業は、どのように試作をつくり、そのアイデアの筋の良さを検証しているのか、その方法を解説する。
発展的学習として、事業が成長する仕組みづくりに向けた循環方法や、人脈づくりなどについても触れている。
多様な事例紹介
オンライン書店などで、紙版および電子版の購入ができる。
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