森の株式会社は12月9日、長崎県の壱岐島に、寄贈された本を集めてつくる図書スペース「海の図書室」のオープンに向けたプロジェクトを開始した。
働く大人が気軽に利用できる空間
同社は2014年、東京都渋谷区に働く大人が気軽に利用できる図書館として、「森の図書館」を開設した。
一般的な図書館と異なり、好きな本を、好きな飲み物や食べ物を楽しみながら堪能することができる空間だ。実際に本に登場する食べ物をイメージしたメニューの用意もある。
同社によれば、当初はオーナーが好きな本や読みたい本を置いていたというが、運営していくうちに、協力者や利用者から寄贈された本であふれる図書室が出来上がったのだという。
2020年中のオープン目指し
今回の「海の図書館」は、長崎県の離島・壱岐島で、「森の図書館」の姉妹店として2020年中のオープンを目指す。同社は、プロジェクト実現のため、現在本の寄贈の協力を呼び掛けている。
寄贈の手続きは専用サイトから行うことができる。
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