エンジニアの成長支援サービス・Forkwell(フォークウェル)を運営するgrooves(グルーヴス)は12月9日、「ITエンジニアの転職事情」に関する調査結果を発表した。
Web・IT系企業×ITエンジニア200人の転職ルートを調査し、令和のITエンジニアの転職事情を明らかにした。
イメージ画像/Adobe Sotck様々な経路で採用、エージェント利用率が高
2019年4月から10月にITエンジニアの中途採用(正社員雇用)を行った自社プロダクト開発を行うWeb・IT系企業45社を対象にアンケート調査を実施。
9割を超える企業が同期間中にITエンジニアを中途採用できたと答えた。
採用活動に利用したチャネルを聞いたところ、7割以上の企業がエージェント・スカウト・リファラル(社員紹介)・求人媒体・自社サイトをまんべんなく利用していると回答。
中でも初期費用がかからず、採用企業側の工数が削減できるエージェント(人材紹介会社)の利用率が最も高い。
採用成功率1位は「スカウト」
チャネル別の採用成功率1位はスカウト。
次いで、エージェント、リファラルと、採用担当者が投じる工数に比例して採用決定率が高くなっている。
ITエンジニアの4割が求人メディアを使用
回答結果から、ITエンジニア約200名が転職に利用した経路を推定したところ、スカウト、エージェント、リファラル、媒体自己応募という順に。
4割を超えるITエンジニアが求人メディアを通じて転職していることが判明した。
同様に、人づての転職経路も4割を超えていることから、オンラインで得られる情報の他に、定性情報・第三者評価も転職意思決定のツールとして活用されていることが考えられるという。
より詳しい調査結果は、Forkwell Pressにて公開中だ。
U-NOTEをフォローしておすすめ記事を購読しよう