日本貿易振興機構(JETRO)は、地域資源を活用したクールジャパン商材の販路を海外に広めることを目的に、全国から募集する「匠」企業の海外販売を総合支援するプログラム「TAKUMI NEXT」に取り組んでいる。
11月28日、日本全国から集まった「匠」企業101社、および260商品の決定を発表した。
クールジャパン商材の海外販路拡大
「TAKUMI NEXT」は、JETRO初の取り組みで、採択された「匠」企業とそのクールジャパン商材の海外販売を、経営面、販売面、広報面から全面支援するというもの。
対象商品としては、生活雑貨や家具、アクセサリーなど、「メイドインジャパン製品でありデザイン性の高いもの」という条件のもと、採択可否を決定した。
アジアのバイヤーやメディアが来日
今後の予定としては、12月から1月にかけ、台湾、香港、シンガポールからバイヤー9社が来日し、「匠」企業との商談や産地訪問を実施する予定だ。
Adobe Stock商談が成立した商品は2020年2月以降に、同バイヤーのECサイトや実店舗で順次販売する。
また、台湾からはメディア・インフルエンサー2社の来日も決まっており、商材や産地の魅力、観光資源も含めて取材する予定。取材結果は、SNSや台湾のウェブTV、および地上波で放送することになっているという。
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