Nishika株式会社は12月5日、日本発の新たなデータサイエンスコンペティションプラットフォーム「Nishika」をリリースした。
データサイエンスコンペティションとは
乱雑な生データを統計学、コンピュータサイエンス、データ分析を駆使して整理して企業が利用しやすいようなデータにするのがデータサイエンスだ。
データサイエンスコンペティションはAIやビッグデータの解析モデルをオープンイノベーション方式で開発する仕組みのことで、アメリカや中国においてAI開発の新たな手法として普及している。
Nishikaでのコンペティション
Nishikaでは登録しているデータサイエンティストたちが企業から集めたデータを分析してAIモデルを作成し、精度や性能を競う。リアルタイムでモデルの精度はランキング化され、企業は賞金と引き換えに最も性能の良いAIモデルを獲得することができる。
この仕組みは現在、主にECサイトのリコメンドエンジンの開発や製造業の異常検知や需要予測、株や不動産の将来価格予測などに使われている。
サイトオープンを記念して、同社はコンペ「AIは芥川龍之介を見分けられるのか?」を2020年1月31日まで開催中だ。
U-NOTEをフォローしておすすめ記事を購読しよう