JR東日本スタートアップは12月3日、2020年春に開業するJR山手線の新駅・高輪ゲートウェイ駅構内に無人AI決済店舗「TOUCH TO GO」をオープンすると発表した。
同社とサインポストの合弁会社で、無人AI決済店舗の開発を進めるTOUCH TO GO(タッチ トゥ ゴー)の無人決済店舗1号店だという。
カメラが利用者や商品を認識
同店は、ウォークスルー型の完全キャッシュレス店舗。
カメラなどの情報から入店した利用者と手に取った商品をリアルタイムに認識し、決済エリアに利用者が立つとタッチパネルに商品と購入金額を表示。
利用者は商品を持ち、出口でタッチパネルの表示内容を確認して交通系ICで支払いをするだけで買い物ができる。
取扱い商品は弁当、総菜、菓子、飲料など、約600種類。今後、クレジットカードやその他電子マネーでの決済にも順次対応予定だという。
▼店舗イメージ
労働力不足等を解決へ
JR東日本グループとサインポストは無人AI決済店舗の開発に向けて、これまで2度にわたり実証実験を行い、実用化に向けて商品認識の精度向上などを進めてきた。
この1号店をラボとして位置づけ、運用で得たノウハウを、小売業界が抱える労働力不足や地域店舗の維持など、様々な課題解決に向けて展開していくとしている。
【無人AI決済店舗 TOUCH TO GO】
・開業:2020年春
・場所:JR山手線・高輪ゲートウェイ駅 2階改札内
・店舗面積:約60平方メートル
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