パーソルキャリアが提供する、ハイクラス人材のキャリア戦略プラットフォーム「iX(アイエックス)」は12月2日、年収1000万円プレイヤーの「飲み会事情」についての調査結果を発表した。
1000万円プレイヤーは飲み会において、コミュニケーションを重視した動きをしていることなどが明らかになった。
イメージ画像/Adobe Stock忘年会に3回以上参加、平均層の2倍以上
本格的な忘年会シーズンを前に、1000万円プレイヤーの飲み会事情を探るべく、1000万円プレイヤー(年収1000万円~1100万円未満)と日本の平均年収層(年収400~500万円未満)のビジネスパーソン計800名を対象に比較調査を行った。
会社関連の忘年会への参加回数を聞いたところ、ともに1~2回が最多だったが、3回以上という回答は1000万円プレイヤーは平均年収層の2倍以上に。
社内の複数の部署や取引先など仕事で関わる人が多いことが、参加回数増加の一因と考えられる。
上長とのコミュニケーションを意識した席に
続く質問では、1000万円プレイヤーが飲み会においてコミュニケーションを意識していることが伺えた。
会社の飲み会でどこに座ろうと心掛けているか聞いたところ、「入口に近い席」を選んだ割合は、平均年収層45.2%に対し、1000万円プレイヤーは25.9%。
「上長の近く」を選んだ割合は、1000万円プレイヤーは平均年収層の2倍以上となった。
平均年収層と比べて、上長とのコミュニケーションを意識した場所取りをしているようだ。
2次会場所もコミュニケーション重視
よく行く2次会の場所についての質問でも、共に最多となった居酒屋を除くと、1000万円プレイヤーはバー・スナックという回答が目立った。
iX統括編集長の清水宏昭さんはこの結果について、1000万円プレイヤーは忘年会を貴重なコミュニケーションの機会と捉えている人が多いことがうかがえるとコメント。会話を大切にしている人が多いのかもしれないと分析している。
他の調査結果は、同社のプレスリリースにて見ることができる。
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