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イオン、英ネットスーパーと提携で最先端技術を投入。2030年までに売上6,000億円を目指す

白井恵里子

2019/12/03(最終更新日:2019/12/03)


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イオン株式会社は11月29日、英・ネットスーパー企業Ocado Group plc社の子会社であるOcado Solutions社と、日本国内における独占パートナーシップ契約を締結した。

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AI・ロボットを駆使した倉庫で成長

Ocado Group plc社は、ネットスーパーを運営するイギリス企業。オンラインで食料品などの注文を受け、利用者に届けるサービスを提供している。

イギリスのネットスーパーの中でも著しい成長を遂げる同社の秘訣は、AIとロボットを駆使した中央集約型倉庫と、独自に開発した宅配システムだ。

さらに、この独自のノウハウと技術を他社に提供するビジネスモデルを構築。世界中の小売業者にオンライン販売のソリューションを提供しており、今回のイオンとの提携もその一環だ。

イオン「次世代ネットスーパー構想」掲げる

今回の提携により、イオンは2020年3月までに、AIおよびロボティクス機能の強化に向けた新会社を設立する。

また、Ocado Group plc社の技術を活用し、2023年には日本で第1号の中央集約型倉庫も設立し、客のニーズに効率的かつ確実に応えられるような体制を整備する。

このようにして、「次世代ネットスーパー構想」として2030年までに6,000億円の売上を目指す。

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イオンは今後も、先進的技術をもつ協業先との提携を視野に、デジタル社会に対応したサービスの提供を追求していくとしている。また、店舗オペレーションや物流においても、最先端技術を駆使して最適化の推進を図る。


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