エンジョイワークスは12月2日、求人ウェブサービス「ネクストライフ」を公開した。
最大20万円の定着奨励金制度を導入し、雇用主と求職者をつなぐ新しい求人ウェブサービスだ。
人材確保・定着が企業の課題に
近年は少子高齢化の影響もあり、企業にとって人材確保が難しくなっている。
中途採用で1人あたりの採用にかかる費用はおよそ39.2万円といわれており、採用者が定着しなければしないほど費用対効果は大きく低下。
かといって、採用者に向けられる定着への期待が高まれば、本人にとってプレッシャーになってしまう恐れも。
こうした問題を解決するために「定着奨励金」を導入したという。
採用する側・される側、双方にメリット
採用された応募者が受取権利発生日(5~30営業日の範囲で企業が自由に設定)まで勤務を続けると、ネクストライフから本人に最低5万円、最大20万円の「定着奨励金」を現金で進呈。
雇用主から採用者へ直接支給すれば社会保険料や雇用保険料がかかるが、同サービスから支払うので余計なコストが発生しないのが特長だ。
定着奨励金は求職者にとっては入社後の大きなモチベーションとなり、雇用主にとっては早期離職リスクを低減へ。双方にメリットが生まれ、マッチングの効率性を向上させるという。
求人情報の掲載は無料。費用が発生するのは、入社した人が職場に定着した後の成果報酬型だ。
同社は発表で、今後も新しい制度や仕組みを積極的に導入し、雇用主と求職者間の新しい関係づくりに貢献していくとしている。
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