目立たないけれど、裏側でひたむきに働く人の「強い仕事愛」を浮き彫りにしていくテレビドキュメンタリー番組「BACKSTAGE」。
12月1日(日)の放送では、全国に441店舗を構える回転寿司チェーン「くら寿司」の魚を仕入れるバイヤーの舞台裏に密着する。
くら寿司のさかなクン
今回スポットを当てるのは、あまり知られていない地魚をメジャーにすべく、全国を駆け巡る32歳のバイヤー・大濱喬王さんだ。
大濱さんは、漁師顔負けの豊富な知識を持ち、「くら寿司のさかなクン」と愛称がついたほどだという。
その強みを生かし、これまで他の回転寿司店ではあまり見られない、マヒマヒやボラなどの珍しいネタを20種類以上開発してきた。
くら寿司の一船買い
市場で魚の買い付けをするという一般的な寿司店の仕入れ方法とは異なり、「くら寿司」では4年前から「一船買い」を取り入れているという。
これは、全国3カ所にある、契約した船の漁で取れる天然魚を全て買い取るという方法だ。その量は、年間300トンにも及ぶという。
この方法では、より鮮度が高い魚を安定した価格で買い付けることができるというほかにも、まだ広く知られていない美味しい魚を新しいネタとして開発できるというメリットもあるようだ。
自ら船上で魚チェック
大濱さんのこだわりは、「命をいただくのだから全部使い切りたい」ということ。
寿司ネタとして使用しにくい部分はすり身にしてコロッケに加工、骨など食べられない部分は魚粉にして養殖魚の餌にするなど、廃棄ゼロを目指しているという。
彼はいつも漁の後、自ら船に乗り込み、獲れた魚をチェックしている。
ある日漁師に頼まれ、あまり知られていない3種類の魚の商品化に挑むこととなる大濱さん。その行く末は如何に。
BACKSTAGE
テーマ:知られざる地魚をメジャーに!くら寿司の“さかなクン“商品開発の舞台裏
放送日時:2019年12月1日(日)23:30から
制作:CBCテレビ/TBS系全国28局ネット
見逃し配信:あり(TVer、TBS FREE、GYAO!)
公式サイト:番組HP
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