ものづくり・まちづくりのBtoB(企業間取引)に関する情報サイト「Tech Note」を運営する、株式会社イプロスはこのほど、「クラウドの基礎知識」全6回を公開した。
業務改善を考える上で、知っておくべき「クラウドの基礎知識」を徹底解説するものである。
イメージ画像:AdobeStock自社に最適なサービスを選ぶには
近年、業務効率化や働き方改革などを実現するため、多くの企業がクラウドサービスの導入を進めている。
その反面、年々増え続けるクラウドサービスに、企業が自社に最適なサービスを選定することが難しくなってきた。
正しい判断を下すにはクラウドとは何か、メリットとデメリットについてなど、クラウドへの理解が不可欠である。
そこで「クラウドの基礎知識」では、業務改善を考える上で知っておくべき基礎知識をまとめた。
「クラウドの基礎知識」概要
構成は全6回でクラウドを使いこなす方法までを解説。第1回から第6回まで、各回のダウンロードページから無料でダウンロード可能である。
各回の概要は以下のとおりだ。
・第1回 クラウドあれこれ
クラウドの基本的な解説と、アプリケーションレイヤのサービス、インフラストラクチャレイヤのサービスについて解説する。
・第2回 クラウドの利点と欠点
実際の利用にあたりクラウドの利点と欠点、クラウドはどのような場合に使うべきなのかを解説。
・第3回 クラウドサービスの種類
クラウドのサービスには、大別すると「パブリッククラウド」と「プライベートクラウド」、その両者を兼ね備えた「ハイブリッドクラウド」がある。
最近では、複数のクラウドを目的に合わせて使い分ける「マルチクラウド」が注目を受けている。
・第4回 IaaSの具体的な選択方法
仮想のパソコンをクラウドで提供するIaaS(Infrastructure as a Service)には、特徴と使い方のポイントがある。
クラウドで提供されている古典的かつ代表的なサービスであるIaaSについて、その具体的な選択方法を解説。
・第5回 クラウドとセキュリティ
クラウドは、インターネットを経由しサーバーにサービスを依頼する形を取るため、本質的にデータ漏えいが起こりやすい。
特に開発段階では、利便性を考えてアクセス設定を緩くしがちであるため、そのまま本番運用へ移行すると、データベースやデータを配置したストレージに、誰でもアクセス可能となってしまう。
データ漏えいのリスク、セキュリティー対策について解説。
・第6回(最終回)クラウドを使いこなす
クラウドを使いこなすポイントは、まずどのようなサービスがあるかを知り、そしてどのサービスが自分の求める最適解に近い機能を提供しているのかを知るのが、クラウドを使いこなす最初の一歩である。
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