デジタル分野で採用支援事業を展開する株式会社MOCHIは、企業の人事課題である「業務効率化」のために、採用プロセスを可視化する「採用管理ダッシュボード作成サービス」の提供を始めた。
一元管理できずに候補者を取り逃し
以前は採用といえば大手の求人媒体を使うことで、ある程度母集団を形成することができた。しかし、近年求人媒体が職種に特化したものや、年齢や年収でセグメントしたものなどに多様化し、複数の求人媒体を活用しなければならず管理の手間が増えている。
一元管理ができていないと何が課題となっているのかが分からず、候補者の取り逃がしを起こしてしまう。
課題を可視化して改善策に役立てて
同社の「採用管理ダッシュボードサービス」は、採用データの集計や一元的に管理ができ、求職者の動きや自社の採用状況に応じて適切な判断や意思決定、戦術の変更ができるようになる。
数値目標として建てた予算と実績のギャップを可視化することによって、具体的な反省や検証を行い、改善に生かすことができる。
エントリー数と採用数の結果し表のみしか追っていなかった企業では、このサービスの導入で3次選考から4次選考までのリートタイムが長いことが原因となって選考辞退が相次いでいることが判明し、日程を早めるなどの改善策を打つことができたという。
原因を正しくスピーディに分析できれば、素早く改善策を打つことができる。システムの改善は、複雑化した人材採用の現場を改善するきっかけになるだろう。
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