誰もが認める米王国・新潟。
一方で、新潟からはどんどん人が減り続けている。
株式会社マイクロマガジン社は11月26日(火)、新潟県を構成するさまざまなファクターを丹念に分析した書籍「これでいいのか新潟県」を発売した。
県外からは良いイメージがある新潟県
コシヒカリに地酒や名湯。新潟は、お米の王国であることは誰もが知るところ。
代表品種「コシヒカリ」は日本全国で絶対的なブランド力を持つ。美味い地酒、山海の幸に名湯と三拍子揃った新潟県には、良い印象がある人が多い。
新潟県から人口流出が止まらない
新潟県への良い印象とは逆に、新潟からは人が減り続けているという事実がある。
新潟は古くから人材流出県ではあった。こうした構図は東北も同様だが、新潟から人が出ていく理由は、いつの時代でも職がないこと。そして、若者たちの大都会への憧憬である。
同書では、新潟県には優れた食材や地酒、政令指定都市(新潟市)や中枢中核都市(長岡市・上越市)はあっても、十分な雇用や東京に匹敵する魅力ある都会はないとしている。
県外の人が新潟に感じる好印象とは裏腹に、県の内側には大きな問題が潜んでいるようである。
新潟県を現地取材で徹底分析
「これでいいのか新潟県」では新潟県を構成する要素を丹念に分析。さらに各地の問題点については現地に赴き、調査や取材を基にその真相や真実を明らかにした。
「これでいいのか新潟県」の詳細は、マイクロマガジン社のページを参照してほしい。
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