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キャッシュレス決済の利用実態調査「PayPay」が独走─消費増税で1日の起動者数が900万人超えと判明に

M.K.

2019/11/27(最終更新日:2019/11/27)


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インターネット上の行動履歴(ログ)分析による市場調査・コンサルティングサービスを提供する株式会社ヴァリューズは11月26日、キャッシュレス決済の利用実態について調査結果を発表した。

この調査は、一般ユーザーの行動履歴とデモグラフィック(属性)情報を用いた同社の分析サービス「VALUES eMark+」を使用。消費増税前後の決済アプリ利用履歴を分析して実現したものだ。

同時に、国内の20歳以上の男女1万8517人を対象としたアンケート調査も公開している。 

キャッシュレス決済の利用実態調査「PayPay」が独走─消費増税で1日の起動者数が900万人超えと判明に 1番目の画像
出典:paypay.ne.jp

 

20歳以上のヴァリューズモニターを調査・分析

今回のキャッシュレス決済の利用実態調査は、全国のヴァリューズモニター(20歳以上男女)を対象に次のような概要で実施された。

・アンケート調査の実施(回答者1万8517人)。

・主要決済アプリの行動ログの分析(2019年9月~10月の2カ月間)

圧倒的な強さを見せる「PayPay」

主要決済アプリ日次起動ログからは、「PayPay」の圧勝ぶりが明らかになった。

日次の起動ユーザー数が、9月最終週から急増。消費増税当日の10月1日には683万人に。

さらに増税後はじめての週末である10月5日には911万人をマーク。10月度の1日平均起動ユーザーは677万人に達した。

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主要キャッシュレス決済アプリの日次起動ユーザー推移


通信キャリア系決済アプリも健闘

「au WALLET」や「d払い」といった通信キャリア系決済アプリも健闘している。

9月度と10月度の1日平均起動ユーザー数では「au WALLET」が278万人から313万人へ、「d払い」は181万人から269万人へとそれぞれ増加した。



新規インストール数も「PayPay」の独走  「楽天ペイ」が2番手

日次の新規インストールユーザーログからは、消費増税でキャッシュレス決済ユーザーの裾野が拡大したことが明らかとなった。

新規ユーザー獲得でも圧倒的に強かったのが「PayPay」で、増税当日の10月1日には約50万人がインストール。

「楽天ペイ」も10月1日には約30万人がインストールしている。

調査結果の詳細は、以下のサイトで確認できる。

レポート:キャッシュレス決済の利用実態


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