情報セキュリティ・サイバーセキュリティの専門会社であるグローバルセキュリティエキスパート株式会社は11月25日、総務省の請負によるセキュリティ人材シェアリングモデル事業の実施を発表した。
セキュリティ専門家がアドバイザリを提供
同社によれば近年、サイバーセキュリティ人材が著しく不足しており、地方においてはより一層厳しい状況にある。また、サイバー攻撃から身を守るためには、地域力を高めて、セキュリティ人材の底上げをする必要があるという。
このような背景を受け、2019年度総務省は「地域におけるIoT等に関するセキュリティ人材のシェアリングに係る調査」の一環として、関西地域を対象としたセキュリティ人材シェアリングモデル事業を実施することとなった。
これは、地域で活躍するセキュリティ専門家を地域全体で共有し、中小企業等に対してアドバイザーの役割を担うというものだ。
クラウド上のシェリングシステムを使用し、地域の中小企業とセキュリティ専門家をマッチングすることで、企業が抱えるサイバーセキュリティに関する課題解決を支援する。
Adobe Stock11~12月に大阪・神戸で説明会
今回はモデル事業として実施するため、利用側の企業等は、調査検討にあたり協力するという条件のもと、費用負担は生じないという。
対象地域は関西地域限定。期間は2019年12月中旬から2020年2月末。
なお、同社は同モデル事業実施に先立ち、11月から12月にかけて大阪および神戸にて、関西地域の中小企業を対象とする説明会を実施する。
また、地域のサイバーセキュリティ専門家も募集する。
■セキュリティ人材シェアリングモデル事業説明会(セキュリティセミナー)
11月28日(木)10:00~12:30 【大阪】 一般財団法人関西情報センター 会議室
12月5日(木)15:00~17:30【神戸】 株式会社神戸デジタル・ラボ 10階セミナールーム
12月12日(木)15:00~17:30 【大阪】 一般財団法人関西情報センター 会議室
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