ブランドビルディングをサポートするクリエイティブブティックのjust on timeは11月25日、介護の魅力を発信する「KAiGO PRiDE」プロジェクトの始動を発表した。
30年以上にわたって広告業界の第1線で活躍している同社の代表マンジョット・ベディの総合プロデュースの下、熊本県内の現役介護職員50名を撮影したポートレートと動画を制作。
同県で11月9日・10日に開催された「介護の日inくまもと2019」で公開した。
介護のマインドのカッコよさを伝える
ポートレート作品は「介護のカッコよさは見た目ではなく、マインドのカッコよさにある」との想いのもと、事前審査をせず、有志の介護職員を同県内の3カ所で撮影。
内面をより印象づけるためモノクロに統一した写真に、撮影者へのヒアリングアンケートを通じて抽出された介護に対するプライド・想いが込められたコメントを重ねた。
動画「My Story」は、ポートレート作品で表現した介護職員らの想い・言葉を自身の声で伝えるため、5名に光をあてたインタビュー映像。
インタビューシーンはカット数を極力抑えた編集で空気感も映像に落とし込み、介護に携わる人のプライド・情熱を表現した。
職員のセルフリスペクトを高める狙い
同プロジェクトは、日本の介護業界には中と外で気持ちに大きなギャップがあるという問題意識を10年以上持ち続けてきたマンジョットの「業界に携わる1人1人が介護の魅力を発信していくことが重要」という思いから始まったという。
カッコいい介護職員の姿を映し出した作品群を通じ、“業界の中から介護の魅力を発信することを促すために、介護職員自身のセルフリスペクトを高める”ことが、同企画の最大の狙いだそう。
クリエイティブの力を借りて、介護の魅力を世界に発信へ。
同社は、同プロジェクトが日本全体や海外への介護の魅力発信につながり、社会問題である介護人材不足を解決すると考え、引き続き介護のブランディングに貢献していくとしている。
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