VUILD株式会社は、4月に公開したカスタム家具注文プラットフォームの「EMARF」 に、デザイナーが自らのデザインテンプレートを自由に投稿できるよう機能を追加した「EMARF 2.0 」の提供を11月20日から開始した。
理想の家具をオーダーできる「EMARF」
家具を選んでいるときに「ここがもう少し大きかったら…」などと思うことがある。洋服と違って家具はサイズのバリエーションが少なく、理想のものを探すのが難しい。
EMARFは、そんな家具にまつわる常識を壊してくれるサービスだ。
ウェブサイト上で欲しい家具のテンプレートを選択すると、寸法や形状などを直感的にデザインすることができる。作成したデザインデータは3D木材加工機・ShopBotを持つ工房に送られ、地域ならではの木材を使って切り出すという。
自分の理想の家具を作ることができるのだ。
でざデザイナーたちの作品をより多くの人に提供
今回アップデートされたEMARF 2.0では3Dモデリングツールの「Grasshopper」で作成したオリジナルデータをアップロードして変換すると、ShopBotで切り出す際に必要なコードを自動で生成してくれる。
これによってデザイナーたちは、自分たちのデザインテンプレートを自由に投稿することができ、世の中に普及させることができるようになる。
今後は専門ソフトが使えない人でも頭の中で思い描いたアイデアを即座に形にできるように機能を追加していくそう。誰もが気軽に設計者になれる時代はもうすぐそこまで来ているのかもしれない。
VUILD株式会社:公式サイト
EMARF:公式サイト
U-NOTEをフォローしておすすめ記事を購読しよう