年間2000万人が閲覧するという企業口コミ・給与明細サイト「キャリコネ」が、マスコミ業界の“ストレス度の低い企業”ランキングを発表した。
ストレス度の高さではなく”低さ”に着目した貴重な調査結果となっている。
出典:careerconnection.jp社員が作り上げるメディア「キャリコネ」
キャリコネは社員が投稿した各企業に関する口コミ、年収情報、面接体験などを共有できるサイト。
社員は企業について率直な意見を述べられ、また、それらの意見を全員で共有することで、働く人と企業が共に活性化することを目指している。
ストレス度の低い企業ランキングトップ10
この調査では、マスコミ業界に分類される企業を抽出し、キャリコネのユーザーによる「ストレス度の低さ」評価の平均値が高い順にランキングにした。トップ10企業は次のとおりとなった。
1位は「ドワンゴ」ストレス度の低さの秘密は?
ストレス度の低い企業1位にふさわしい制度が、手厚く整っているのがドワンゴだ。
「アニメやゲームを愛好するような方が多く、職場はゆるい雰囲気です。ベンチャー的なガツガツしたタイプは少数派。アニメ好きでのんびりと働きたい方にはオススメできます。」
これは、ドワンゴの商品企画に従事していた30代後半男性からの口コミ。
キャリコネの発表によると、ドワンゴでは、年功序列ではなく役割等級制度(グレード制度)の人事評価を採用。
マネジメント職と専門職に分け、自身の志向に合ったキャリア構築ができるという柔軟性を併せ持つ。
福利厚生面では、歌舞伎座タワーから半径5km圏内の居住者に月額3万円が支給される「近距離手当」、保育料などの半額相当を支給する「育児手当」(上限あり)、さらには「どわんご保育園」を歌舞伎座タワー内に設置と、育児と仕事の両立に関する支援は申し分ないようだ。
2位以降はサイバーエージェント、リクルートホールディングス、ベネッセコーポレーションが続いた。
大手マスコミでは、朝日新聞社(6位)がトップ。放送局では日本放送協会(7位)が最上位だった。
キャリコネWebサイト:キャリコネ
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