株式会社ラクスは11月18日から、消費税法の改正と軽減税率の実施、iOSのNFC対応などに伴い、同社のクラウド型経費精算システム「楽楽精算」で最新版Ver.9.5の提供を始めた。
軽減税率に対応で入力の手間省く
楽楽精算は、スマートフォンに入れた楽楽精算のアプリで領収書を撮影すると、領収書を読み取って日付・金額・取引先の情報を自動でシステムに反映する。
今回のアップデートでは、例えば1枚の領収書内で異なる消費税率(8%と10%)が混在する場合に、それぞれの税率ごとの合計金額を自動で読み取れるようになった。
申請者が自分で消費税率ごとに金額を分けて入力する必要がなくなり、利便性を維持できるとしている。
iOS13バージョンアップで交通系ICカードもOK
iOS13のバージョンアップに伴うアップデートも実施した。
楽楽精算アプリ起動し、端末に直接交通系ICカードをかざすことで、利用した経路と運賃を取り込める。
業務と私用の履歴は、システム上で振り分けることが可能。申請する側が会社専用の交通系ICカードを持つ必要はなくなる。
領収書と交通系ICカードの自動読み取り機能はオプション機能となるが、 過去の精算履歴に基づき、乗車履歴以外の訪問先や負担部門、プロジェクトなどの情報を自動で追記することもできるという。
月末に領収書の山と格闘したくない従業員や、期限ギリギリに入力ミスを発見したくない経理担当者たちの救いとなるか。
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